2017年12月30日土曜日

自分の枠組みから解放されると楽になる

もう明日は大みそかですね。今年も僕にとっては怒涛の1年が過ぎた気がします。今年最後のブログです。

最近、治療をしながら枠組みという言葉の重要性を日々感じています。枠組みって、ふと聞いてもあまりピンとこない部分もあると思います。

例えば、疲れて電車に乗ってる時に電車の中で子供が泣いてるのを聴いて、「うるさいなあ」と思うとします。この「うるさいなあ」が自分の枠組みです。自分の枠組みを持ったことになるわけです。それでうるさいなあと思いながら、子供の方を見ると真っ赤な顔をしてハーハー言いながら泣いている。あっ、これは熱があるかもしれないと思うと、かわいそうだなあと思う。これもまた枠組みです。ついさっきまでうるさいなあと思っていたのに、かわいそうだなとなったわけです。この時、枠組みが変化したと言います。

人は出来事や現象に何らかの意味づけをするものです。それが枠組みです。僕は人の話を聴いて治療するのが仕事なので、この枠組みの概念は非常に大事になります。自分が患者さんやその家族を見たときにいい枠組み、つまりいい人たちだなあと思えたらその人たちのいいところがどんどん見えて、治療はかなり楽になります。でもそれが過剰になると、思い入れが強くなりすぎて、うまくいかないこともあります。逆に悪い人たちだなあと思うと、逆に治療になりません。その人たちのいいところ、持ってる力が見えてこないからです。つまり、治療をうまくするためには自分の枠組みを意識し、それに自由でなければなりません。目の前の患者さんがいいも悪いもないわけです。それは僕が勝手に意味付けした僕の枠組みだからです。この自分の枠組みに気付くと、自分を客観視できて、いい悪いという考えから離れられて、治療は非常に楽になります。それは日常生活でも同じです。あらゆる出来事や現象は否定的にも肯定的にも見ることができます。それは自分の持つ枠組み次第です。みなさんも自分の枠組みを意識してみてください。ある出来事に対して自分はどう感じているのかを見るわけです。すると、人はどちらかと言えば良い感情を持ちたいですから、その自分の枠組みに気付くだけで、いい枠組みを持とうと枠組みを変化させます。またはそれに縛られている自分に気付いて、楽になります。すると、考え方が頑なにならず、自由になるので、さらに楽になれます。僕もまだ練習の途中ですが、みなさんにもお勧めしたくて、書きました。

今年1年、ブログを読んでいただいて、ありがとうございました。ブログを始めた当初からはだいぶ主旨が違ってきて、僕の日記みたいになってしまっていますが、来年からも細々と続けていきたいと思っていますので、ご興味のあられる方はよろしくお願いいたします。みなさんにとって、2018年が今年よりも良い年になりますように。

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