2017年9月15日金曜日

心理検査の数字以上にできることはよくある

発達指数が低いのに、親の顔色が見れる、保育所でやることの手順を覚えている、友達と一緒に笑顔で遊べる。検査で数字が低くてもこんなことは児童精神科臨床では日常的にあります。

これはなぜかというと、検査の数字は検査をする検査者、状況、検査の内容など多くの要素で数字が算出されるために、冗談ではなくあくまでも参考ということになります。しかも検査は多角的にその人のことを判断しますが、それで日常生活の全てが説明できるわけではありません。数字を見て、それに打ちひしがれてしまうこともあると思います。でも親御さんが望んでいるのはその数字でしょうか。望んでいるのはその子の日常生活が少しでも楽になり、出来ることが増えて、さらには我が子の将来の幸せでしょう。

決して検査結果を楽観的にみてくださいという意味ではありません。ただ大切なのは数字を参考にしながら、そこから得られた情報で本人の将来の幸せのためにどう関わってあげられるのか。それを周囲の方(ご家族、学校の先生、主治医の先生、心理士の先生)と相談されることをお勧めします。



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