2017年2月25日土曜日

発達障害の方の純粋さ

どこかの本で読んだ気がしますが、発達障害の人たちの純粋さに、ほっとする瞬間を感じることができるのはその方々に関わる者の特権かもしれません。人の気持ちは複雑だし、人はみんな自分の心に数え切れないほどのガラスの破片が刺さったまま生きています。それでも発達障害の人たちは自分の道を頑なに生きようとしている(もちろん、これがすべて良いとは言いません)。これは人としての純粋さという表現しかできない気がします。本当に失礼ながら、その人のことが心からかわいいなと思います。発達障害の人たちと話をしていると、本来は人間ってこんなにも純粋なんだ、こんなに綺麗な心を持った人と話ができて本当に幸せだなと感謝する時もあります。人は歳を重ねる中で、いろんな傷を受けることになるので自分を守るためにいろんな心の武装をするようになります。その武装をしながらも、それでも純粋に生きようとする人たちに会えることは児童精神科医としての大きな喜びです。

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