2017年1月21日土曜日

患者さんを診る事ができる幸せ

研修医をしている時、いろんな患者さんが診たくて友達や先輩と誰がその疾患の人を診るのかと取り合いになった事があります。これは決して患者さんを侮辱する行為ではなく、みんなが自分の医者としての実力を少しでも上げたいためにしていることです。多くの研修医が新しい患者さんに出会いたいと思っていると想像します。

ご多分にもれず、当時の僕も自分がそれまでに見たことがない患者さんの主治医になれるだけで気分が高揚し、患者さんを診察する前に本をあさって十分な知識をつけて、先輩にも診察の仕方、治療方針などを嬉々として教えてもらっていたことを思い出します。

いつの間にかその高揚感は今では、日々患者さんが来てくれて、医者として診療ができているのだという感謝に変わりました。だって、患者さんがいないと医者という仕事は成り立ちません。これはどんな仕事も同じでしょう。お客さんがいるから、誰かが必要としてくれてるから仕事が成り立つ。その感謝を思うと、日々忙しくてしんどいなと思う気持ちが不思議と和らぎます。これもどんな仕事も同じなのでしょう。

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