2016年9月25日日曜日

指示や説教の診療から離れていく

師匠から僕の診療について指導を受けていて、「先生はなぜこんなにも指示や説教が多いのかな」と言われて、自分の癖に気づきました。指示や説教なんてしたくないのにしている。それをなぜかと考えてみたんです。

僕は小児科医、精神科医という医師として患者さんから質問されて、それに答えたり、説得したりという動きを繰り返してきました。その習慣が体にこびりついて離れなくて、指示や説教が多くなっていました。確かに多くの医者はそうするし、患者さんにとっても一般的に医者といえば何か指示してくれたり教えてくれたりと思うものです。内科や外科などの身体的な科であれば、指示や説教が功を奏する場合も多いかもしれませんが、精神科では検査や診察結果は目に見えないものであることが多いため、指示や説教はあまり役に立たないことが多いのが僕の実感です。

もちろん指示や説教を全否定するつもりはありません。もし指示や説教をするのであればこちらがちゃんと意図してすること、あるいは指示や説教を望んでいる人、それくらい関係ができた人に対してすることが大切だと思います。無意識に自分の癖で指示や説教するのは違いますね。僕の直すべき課題であり、僕の診療の中でいつの日か指示や説教なんて必要なくなる日が来る、そんな気さえしています。

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