2015年12月20日日曜日

問題児なんているのかな

学校で友達を殴る、ガラスを割る、万引きをする、ときに触法行為までする。いわゆる問題児。問診票にそう書いてあるので、どんな大変な子が現れるのかと身構える。でも実際に会ってみると、どこにでもいるあどけない表情の子どもたち。好きな話をすると、笑みをこぼれる。誰がこの子を問題児にしたのかな、いや、この世に問題児なんているのかなと思う。大人も含めて、もとから問題を起こす人なんているのかな。もちろん、日々のニュースを見ていると非情な話も目にします。でも僕が見てきた人たちは生まれた時からの問題児には見えない。これはただの綺麗事で言っているのではなく、僕の今の実感です。

いろんな人から問題児だと言われてきた子が話をするうちにどう見ても問題児に見えなくなることを経験すると、何が真実なのかわからなくなります。問題児という状態は今の状況が維持しているだけじゃないのか、あるいは問題児でないといられない状況があるんじゃないか。それらの状況を少しずつでも変えてあげられたら、問題児でなくなるんじゃないか。今、そんな気がしています。

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