2015年3月27日金曜日

人の温かさを感じたいときは

今年も非日常に出会うため、春のお遍路に行ってきました。四国をお遍路の格好をして歩いていると、地元の人からお接待を受けることがあります。みかん、ジュース、コーヒー、お菓子などの間食、お遍路さんの宿に泊まればお昼ご飯のおにぎり、あげるものがないからと1000円札をいただいたこともあります。

これだけでも都会で過ごす日々とは明らかに違う非日常ですが、このような物だけでなく、田舎に行けば道で出会う方々が話しかけてくれます。一番多いのは農作業をされている方々との会話です。「何を作ってるんですか?」と聞けば、農作物のことだけでなく、歩いてどこまで行けば何があるのか、地元でのおいしいお店まで教えてくれます。

今回は道を歩いていると、ある車が僕の前で止まりました。何かなと思って車の窓が開くのを待っていると、その車を運転していたおじさんは「次のお寺に行くまでの近道はここをまっすぐ行って、左に入るといいよ」と。都会にいると、明らかに地方から来られた人がいて道に迷っていても、道を教える人はほとんどいません。今回の場合、僕は道にはそんなに迷ってもいなかったけど、その人は僕の前で車を止めてまで僕に道を教えてくれました。さらにそのあとにそのおじさんは自分の用事を終えて、僕を追いかけてきて、「そう、そっちでいいよ」と行って、去って行きました。

僕は田舎の人がみんな温かくて、都会の人がみんな冷たいなんて思っていません。どこに行こうが温かい人と冷たい人はいます。ただ、お遍路の道をその格好をして歩いていると、人の温かみを感じやすい環境に入れることは間違いないようです。今回のようなおじさんはお遍路では決してめずらしくありません。このような方には行くたびに出会います。人の温かみを感じたいなと思われる人にはお遍路をお勧めしたいと思います。今回の写真は高知県の一番西にある宿毛市の入江の夕陽です。海の向こうはもう大分県です。本当に癒されました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。