2015年2月11日水曜日

意識してでも謙虚になれる

意識して大切にしている謙虚さなど本当の謙虚さではない。

男性で史上最年少で直木賞を受賞した作家、朝井リョウさんの小説にある文章だそうです。心からなるほどなと思う言葉です。人は謙虚でなくてはならない。それが日本では美徳になっている気がします。確かに僕も自分が謙虚でありたいし、僕が見てきた一流の人たちはみんな謙虚に見えました。一人の人の本質を短く定義することは難しいでしょうが、無意識にやっていることがその人の本質なのでしょう。その無意識が出るタイミングはその人が窮地に追い込まれたとき、泥酔したときなど、自分の理性がコントロールできなくなったときかもしれません。

ただ、はじめは意識しているこの謙虚さもいずれは本当の謙虚さになれる気がするんです。はじめから謙虚な人なんてほとんどいないでしょう。謙虚さが大切であるという教育を受けたり、自分が謙虚でいることで周囲から肯定されたり、謙虚である人に出会ったり、自分の尊敬する人が謙虚である姿を見ると、それを強く意識するようになる。それがゆっくりゆっくり自分の中に染み込んで、無意識なときにも謙虚になれるとしたら、それも本当の謙虚さかもしれない。人は変われると思います。

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