2015年1月2日金曜日

丈夫な子供に育てるために

丈夫な子供になってほしい。すべての親が子供に対して願うことでしょう。それは体が丈夫であることを意味することが多いですが、心も丈夫にしてあげたいと僕は思います。

先日のプロフェッショナルでガーデンデザイナーのポール・スミザーサンがこんなことを言われていました。

「ぎりぎりのもので頑張っている植物はよっぽど丈夫なんです。自分たちでどうにかしてくれるような植物を作りたかったら、ぎりぎりものだけ用意してあげたほうが最終的に丈夫なものになる。自分の力で植物は調整するから」

大人しか行かないような高級レストランで当たり前のように食事をしている子供を見ますが、僕はいつもかなり違和感を覚えます。この子が大人になって同じようにこんなところで食事ができるのかなあと。自分の力で生きていける心の丈夫な子を育てるために必要なのはその子の欲望をすべて満たさないことだと思っています。具体的にはいいもの食べさせない、いい服を着せない、いいところに旅行に連れて行かないこと(いいものを与え続けるサラブレッドの子育ては本当にリスクの大きな賭けに見えます)。子供の時からすべて満たされてしまうと、何かに耐える理由やがんばる理由がなくなってしまう(それでなくても今の日本で何かに満たされない子育てをするのは困難なことです)。もし大人になって子供の頃と同じ生活ができなくなったら、その落差を乗り越えるのは精神的にものすごく大変なことでしょう。

いつも言うことですが、僕も含めて、この今の子育てで、この子は一人で生きていけるのか。そこが子育てに迷ったときの大きな基準になると思っています。子供の時はどれだけ親が守れても、大人になって社会に出れば、親が守れない荒波はどうせ向こうからやって来ます。そのときにも自分で越えていける心の丈夫な子に育ててあげてください。

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