2014年12月26日金曜日

人は口に出したままの人生になる

人は口に出したままの人生になる。

こんな言葉を聞いたことがあります。つまり、「幸せだな」と言っていれば、幸せになるし、「自分はついてない、不幸だな」と言えば不幸になる。僕は外来診療が主な仕事で、毎日のように多くの人にお会いしますが、確かに、小さなことに幸せを感じている人はやはり元気になっていくし、小さな不満をずっと言う人はいつまで経っても、そのまま元気になれない。愚痴を言い続けている人はやはり、それ相応の人相、人生になっていく気がしてなりません(もちろん、それを何とかするのが僕の仕事です)。

ある有名な作家さんはあまりに売れない生活が続きすぎて、夫婦でご飯と漬物だけを食べてるのに、「このビフテキうまいなあ」と二人でお互いにしゃべるながらご飯を食べていたそうです。それは一見、空想で馬鹿みたいで、今の貧しさをごまかしているだけに見えますが、自分の気持ちを少しでも幸せな状態にしておく、心だけは貧しくならないために発していた言葉ではないかと思います。

辛い時に、「ついてないなあ、どうせ自分なんて」。自分の心を慰めるために、一時的に人はこんな言葉で自分を慰めます。でも一通り悲劇のヒロインの時間が終われば、最後は「でも私には~があるから、まだ幸せかな」と何か自分が今持っているもので、「幸せだな」で終わらせてあげることが、その後の人生を変えていくのではないかと感じています。

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