2014年11月3日月曜日

新聞を読みたい

いつからでしょうか。20代のある日から新聞を読むことの楽しみを思うようになりました。世界中のニュースだけでなく、ほっと心温まる話、自分では想像もできないものの見方。毎朝新しい1冊の本が家に届く感覚です。

先日の天声人語に日本新聞協会の最優秀賞になった「おばあさんの新聞」の話がありました。

元島根県出雲市長の岩国哲人さん(78)の思い出。早くに父が亡くなり、家には新聞を購読する余裕がなくなった。でも好きな新聞を読み続けたい。少年は新聞配達を志願。配った先の家を後で訪問して読ませてもらおうと考えた。小学校5年の時から毎朝40軒に配った。読み終えた新聞を見せてくれるおじいさんがいた。その死後も、残されたおばあさんが読ませてくれた。中3のとき、彼女もなくなり、葬儀に出て実は彼女も字が読めなかったと知る。「てっちゃん」が毎日来るのがうれしくてとり続けていたいたのだ、と。涙が止まらなくなった。

心が温まりました。新聞を読みたいという純粋な心におじいさんとおばあさんは心を打たれたのかもしれません。何かを心の底から本当に望んでいる人がいたら、それを応援したくなるのが人情。こんな経験をたくさんしながら生きて死んで行けたら幸せだなと思いました。

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