2014年8月18日月曜日

生後10か月からの知恵比べ

食べたくないものが出てきたとき、したくないことをさせられているとき、自分がしたいことができないときに泣いてみる。

子育てをしていると、子どもが大人を試している場面にたくさん出会います。僕が25歳のとき、初めての子どもとして長女を見ているとき、子どもというのはいつくらいから善悪を伝えれば理解できるのか、いつなら叱って意味が分かるのだろうかと時期をうかがっていました。そして、それから4人の子どもを育てながら、言葉や態度で示して理解できているなと共通して感じたのは生後10か月のときでした。つまり言葉を話す前、歩く前です。座って離乳食を食べさせながら、自分が好きでない食べ物を口に入れようとすると、口を閉じたり、顔をそむけたりします。そして、僕が怖い顔をしながら、無理やりでも食べさせようとすると結局は食べます。つまり、ここから親と子どもの知恵比べ、もっと言うなら覇権争いが始まっているわけです。

「まだ子供だからわからないんだよ」

よく聞く言葉です。確かに、複雑な内容を子どもが理解するには時間がかかることはあるでしょう。しかし、親の言うことをきく子どもに育てられるかは生後10か月から始まっています。親の言うことをきかせる理由は善悪の区別を伝えるためです。別に親が偉そうにしたいからではありません。

中学生になって、「この子は反抗期だから、言うことを聞かないんです」というお話をよくよくお聞きします。でもそれは違う。親の言うことを聞かせるためにはそれまでに親が子どもにどんな態度で接し、どのように観察してきたかにかかっています。反抗期という単語を言い訳にしてはいけません。反抗期といわれる思春期ほど、不遜な態度で接してくるわが子に対して善悪の区別がしっかり伝えられるかが試される時期です。

生後10か月。このあたりから親と子の知恵比べが始まってると思って、子育てに臨んでみてください。


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