2014年1月22日水曜日

子育ては自分の子供時代を生きなおすこと

子どもを産み、子育てを始めると、はじめどうしていいかわからないので、人は自分の子供時代を思い出そうとします。僕もそうでした。風邪をひいて熱を出したときにおでこを触ってくれたこと、寝ている僕を父がおぶって家の階段をのぼってくれたこと、人にあいさつをしないで怒られたこと、どうやって生きていくのか考えておくように言われたこと。それとまったく同じことを僕も今自分の子どもにしています。いいことも悪いことも含めて、子育てをしながら、もう一度自分の子どもの時の体験をしています。診察の中でも自分の子供時代のお話をされる親御さんはたくさんおられます。

また子どもを産んで育てることは自分の親について考えることになります。子どもの姿を見ながら、思うのは自分が子どものころの親の気持ちです。どんな気持ちで自分を育てて、どんなことを思っていたのか。これも自分の子供時代の親の気持ちを想像することになり、自分の子供時代を生きなおすことになります。

僕は自分の子供時代を生きなおしながら、自分が受けた子育てよりもさらにいい方法はないのかと考え、自分の親の気持ちに思いをはせながら自分が親としてどうしていけばいいのかも考えてきました。

みなさんも子育てをしながら、自分の子供時代を生きなおしておられると思います。過去の自分の子供時代をやり直すことはできませんが、今、目の前にいる自分の子育てはまだやり直しがききます。一生懸命子育てをして、一人でちゃんと生きていける子供にしてあげてください。




0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。