2013年11月8日金曜日

患者さんとの関係を作るための時間

患者さんとの治療関係というのは精神科における大きなテーマです。関係ができていないと治療が進まない、進められない。逆に関係ができていると同じ言葉、説明であったとしても、しっかり理解してもらえます。

治療関係ができるまでにかかる時間は患者さんによって違います。それは人対人なので当然かもしれません。あくまで僕の印象ですが、初めて会ったときから関係が気付けた気がする(?)ときもありますし、何か月もたってからようやく徐々にできてくる関係もあります。

もちろん初診時の関係は非常に大切です。その時に関係がうまくできないと、それ以降の治療ができずに、残念な気持ちになることがあります。患者さんとしては切羽詰まってこられるので、すぐに結果がほしいと思われるのは当然です。しかし精神科の治療はどうしても時間がかかってしまうことがほとんどです。なので、患者さんの状態と状況によりますが、しっかりとした治療が必要な方は僕としてはせめて3か月(この間の治療の回数は人によって違います)は通っていただきたいなと個人的には思います。

それともう一つ。
僕は最近、徐々にできてくる関係のほうがより丈夫な関係を築けて、治療がしやすい気がしています。時間をかけてお互いの関係を気付いていくと、僕の治療への考えを患者さんや家族に説明する時間があること、お互いの性格がわかってくること(笑)、僕自身も患者さんの状態を把握するのに時間をもらえることから、治療がしやすくなります。お互い人間ですから当たり前ですよね^^

精神科の治療は人対人でするもので、検査や薬だけでするものではありません。

そのために患者さんとの関係を時間をかけてしっかり作りながら、治療して行けたらと考えています。


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