2013年10月29日火曜日

自信を持てない子どもたちにできること

自分に自信が持てない人に出会うことが多いと感じています。それは大人であれ、子どもであれ、僕も含めて(笑)。

じゃあ、自信を持ってもらうにはどうしたらいいのか。

それは誰が見ても評価できる小さな自信を重ねてもらうことだと思います。家のお手伝い、兄弟の世話、勉強のプリント1枚。比べる対象は他人ではなく以前の自分です。1年前、1か月前、1週間前に比べて、この部分はできるようになったというところを作るようにお願いしています。そしてもちろん親御さんには本人に褒めるようにしてもらいます。

不潔恐怖で手洗いが長ければ少し短くなれば少しの自信になるでしょう。外に出れなかったなら、少し散歩できるだけでもいいでしょう。働けなければ、短期のバイトができるだけでいいでしょう。

対自分という比較対象に対してわかりやすくするために、僕は日々の生活をノートにメモしてもらいます。それは僕が診療しやすくなる部分もありますが、ご自身でそれを見て、「できてる部分もあるな」とご本人に思ってもらうためでもあります。患者さんはみなさん、よくなられていても、「まだこれができな、あれができない」と良くなってる部分には注目されずに、次の問題に行こうとされます。もちろん、すごいスピードでよくなる人もおられますが、多くは本当にゆっくりゆっくりよくなられる人がほとんどです。

僕の師匠の山上敏子先生がよくおっしゃいます。「大逆転のホームランなんて、ねらっちゃだめ。小さな変化を重ねて、治療していきなさい」。

小さな自信を重ねていってもらえるよう、お手伝いをしたいともいます。


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