2013年7月3日水曜日

大人の方も診察します


児童精神科医というと、大人は診ないの?とよく聞かれます。しかし、日本ではそんな児童精神科医はほとんどいません。これは日本の精神科医の教育によるものかもしれません。基本的に精神科医の教育は大人の精神科を勉強し、その後に専門を決める段階で児童思春期、老年期、睡眠、薬物依存などと別れていきます。

医療機関の中には「うちは~は専門外なので診ません」と受診の段階でいろいろと制限をしてしまうところもあります。もちろん、自分の限界や専門性をしっかりと把握することは大切です。でも患者さんに会う前からそれを診ないとするのは違う気がします。前の医療機関から情報や紹介状と、実際お会いした患者さんで全く印象が違うことがよくあります。なので、僕は小さな診療所ではありますすが、子どもから大人まで精神科で診療するとされているものはすべて診させていただきます(身体の治療が優先される場合、特殊な検査が必要な場合、暴力や暴言などの危険な行為をされる場合を除いて)。紹介状はあくまで情報の一つとしていただき、実際に診察させてもらってからその後の治療、通院、紹介の判断をしてきましたし、これからもそうしようと考えています。これは僕が何でも診られるといっているのではなく、まずは診させていただきたいということです。それで僕では難しいと判断すれば、他の医療機関や先生を紹介させていただきます。

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