2013年6月8日土曜日

開業の準備をしながら

みなさん、こんにちは。

僕は今月で11年と少しの勤務医生活を終えます。勤務医から開業医になるこのタイミングは自分自身が試されていると考えています。

勤務医として働いていると患者さんたちは「~病院」という看板、スタッフの多さ、検査ができる、入院ができるからなどの理由で僕の診察に来てくれているのかもしれません(もちろんアンケートをとったわけではないので、これは僕の想像です)。でもそれは僕の技術や実力じゃない。病院という環境が僕の外来に来てくれる患者さんを増やしているだけのことです。

開業するということはまさに僕自身の技術や実力、さらに人間性までもが問われる。それに挑んでいくということはわくわくすると同時にもちろん不安でもあります。何もメリットがないのに小さなクリニックに行く理由などありません。僕が患者さんの立場でもメリットのない小さなクリニックには行きません。たくさんの検査機器や入院施設のある大きな病院に行くでしょう。有名チェーンのレストランならとりあえず行くかもしれないけど、おいしくもない小さなレストランには誰も食事に行きませんよね。

診察室の中で日々感じることは、少し違えば自分も患者さんの席に座ることがあるということです。医者の立場でこれを言うのが正しいのかはわかりませんが、僕と患者さんは何も違わないと思っています。僕だって病気になることがあるでしょう。当たり前です。人間なんですから。

僕の目標は自分が患者さんなら、こんなところで治療を受けたいなと思えるクリニックです。そのためにこれまで準備をしてきましたし、直前の今もその準備をしています。

 
 


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