2013年4月27日土曜日

ヨシダソースの吉田潤喜さんの講演を聞きました。

こんばんは。

みなさん、Costcoに売っているヨシダソースをご存知ですか?そのヨシダソースを作った吉田さんの講演会に行ってきました。

戦争中に韓国から渡ってきた両親のもと、1949年に京都の貧しい家庭の7人兄弟の末っ子に生まれ、4歳で姉の持っていた針が偶然右目にささり、「片目」といじめられ、強くなるために空手を習い、裕福な国に憧れて19歳で単身渡米されたそうです。その後4度の破産、2度の不法滞在を乗り越えて、現在はアメリカを中心に大成功されています。でも破産があまりにも苦しくて自分のこめかみに38口径のピストルを当てたことがあったそうです。その中での学びから「人生の扉が目の前でぴしゃっと閉まっても、どこかに出口があるからその出口を一生懸命探しなさい。必ずどこか開いてるところがあるよ。」と。半端でない苦労と成功を経験した人の言葉は僕たちの心をわしづかみにしてくれます。

人生には青天の霹靂のごとく、とんでもなく苦しいことがあるかもしれません。でもそのトンネルにも出口があるようです。それを信じて勇気を出して生きていきたいですね。

2013年4月24日水曜日

医者とは2

こんばんは。

昨日医者ってどんな人のことをいうのかなというのを考えて、今日録画していたプロフェッショナルで脳外科医の坂井信幸先生を見ました。

以下、坂井先生のお言葉です。

医者は結果を出すことがすべて。

患者さんの家族は思いを込めて頑張ってもらったらしょうがないとは思っていただきたいと思ってるけど、本当はそれで満足するはずない。結果を出さないと。そうでないと本当の意味で患者さんや家族の願いをかなえられる医者じゃないと思うんですよね。思いだけでものが通じるとは思ってないですよ。

「うまいこといきました」の一言を言う瞬間が一番患者さん家族にうれしい瞬間やし、医者冥利に尽きる瞬間なんです。

プロフェッショナルとは
はるかに超えたレベルで知識と技量を持ってる人で、それをどう発揮したらいいのかを模索してる人のことだと思います。


坂井先生が患者さんと家族に真摯に向かい合われてる先生であることが伝わってきました。
そうなんですよね。医者がいくら一生懸命しても患者さんや家族は結果が悪いと当然内心は納得してるわけがないんですよね。結果を出せないのはプロじゃないんですよね。これは医者に限ったことじゃない。
僕も結果を出せる確率を高めたいです。

しかもこんな真摯な姿勢の方が大学の先輩でなんかうれしくなりました^^

それではまた。

2013年4月23日火曜日

医者とは

みなさん、こんにちは。

これまで僕は医者ってどんな人のことをいうのかを考えてきました。

医者とは「目の前にいる患者さんを治すことができる人」のことをいうんだと考えています。

これは当たり前のようで現実には全員を治すことは難しいです。僕は診療の中ですごく治療が難しい人が来られたら、この人に何ができるんだろう、この人が今よりも少しでも良くなるためにはどうしたらいいんだろうと考えるようにしています。ただこの難しい問題に抗う作業はとてもエネルギーを使います。このときの僕の気持ちを表現するとすれば、「息を止めて海に潜っているような状態」です。ただ、これを続けていると、時にふといいアイデアや以前に勉強したことが頭に浮かんで治療できることがあります。逆に言うとこれをやめるとおそらく医者としては成長しないのだろうと思っています。

また僕にとって診療時間はまさに試合です。一つ一つの試合で最高のパフォーマンスを出すためには日々の勉強はもちろん、自分自身の気力と体力を充実させなければなりません。プロ野球の先発投手は4,5日に1回しか登板しませんが、その1回のために残りの日はさまざまなトレーニングや準備をしているそうです。僕もそれを真似して、診療時間以外のときにいかに準備をし、さらにエネルギーをためるのかをテーマにしています。

いつの日か、どんな患者さんでも治せる精神科医になりたいです。



2013年4月22日月曜日

精神科って?

こんにちは。

今日は精神科のこと(テーマとして大きすぎますが・・・)を書いてみたいと思います。

みなさん、精神科ってどんなところのイメージですか?僕は児童精神科、心療内科という標榜名で開業する予定にしていますが、実際に勉強してきたことは小児科、精神科、さらに児童精神科です。

精神科医の持ち物としては「紙と鉛筆と頭だけ」です。これが僕はすごく格好いいと思っています(もちろん現実には今は電子カルテですので、紙に鉛筆で書くようなことはしていませんが)。

とにかく診察や治療をするのに大きな道具は必要ありません。都会にいようが田舎にいようが飛行機で空の上にいようができることです。道具に頼らなくていいところが魅力です。

ただそのためには精神科医には知識やお話をする技術が必要になります。これを精神科では精神療法といいます。心療内科や精神科に通院されている方は「通院精神療法」というものに診療費のほとんどを払われているはずです。ここが精神科医の腕の見せ所です。

小児科では診察となると当然問診のあとに体の診察をしますので、小児科から精神科に変わってすぐのときには「この患者さんの体に一度も触れずに診察を終えてしまったけど、本当に納得してくれているのかな?」とよく不安に思ったものです。でも今考えてみると精神科医はその人の体には触れていませんが、その人の心には触れていますよね。心に触れることのほうがよほど難しいかもしれない。ただ、僕が目指すのは心も体も診れる医者です。

今日はこの辺で。

2013年4月19日金曜日

小児科医から精神科医にかわった理由



こんにちは。

ブログというものを初めて書きますので、なかなか戸惑いますが自己紹介を兼ねて小児科医から精神科医に変わったときのことを書きたいと思います。

大学を卒業して小児科医になったのですが、なりたてのときはただがむしゃらに目の前の患者さんやお母さんに納得してもらうことばかりを考えていました。確かによくなられる患者さんもたくさんいましたが、実際の状態はよくなってないのに「医者が言うんだから」みたいに納得してくれる方もおられました。そのことへの違和感、後ろめたさ、自分の実力のなさを感じながら、かといって今の医学ではここまでと限界があり、自分が研究者になって新しい治療法を見つけるわけでもない。実はそのときすでにその違和感に気付いていながら、知らないふりをしていた気がします。
その後、小児科医になって5,6年が過ぎたある日の当直中、真夜中に後輩と二人で将来のことを話していました。そのときその後輩が「小児科って薬や点滴が患者さんを治してる気がするんです。自分が治してるという感覚がほしいんです。」って言ったんです。僕はそれまで何となく感じていたことをいみじくも言葉にしてくれた気がしました。小児科だって治療しているという感覚は得られると思いますが、あくまで僕にとってはそれを感じることが少ないところでした。それからいつかは小児科からもともと興味のあった精神科にかわろうと決意しました。精神科医になれば自分が治しているという感覚が得られるんじゃないかと。その予想は今となってはやはり当たっていたなと思います。

結局自分が一番自分を冷静に厳しく評価していて、自分のことを一番よくわかっているものですよね。今振り返るとそう思います。

それではまた。

 


2013年4月15日月曜日

ごあいさつ

みなさま、はじめまして。宋大光と申します。

2013年8月に大阪市中央区玉造で児童精神科・心療内科の醫院を開業させていただくことになりました。

これまでお会いできた多くの方々のおかげでスタート地点に立てたのだと思っています。その感謝の気持ちをこめて、お子さんのことで悩んでおられる方々へ診療はもちろんのこと、筆をとることでお役に立ちたいと考えています。

よろしくお願いいたします。